公然わいせつ罪とは?逮捕されたときの問題について

知り合いが公然わいせつ罪で逮捕されたと聞いたら何を想像しますか?考えることは人それぞれですが、呆れてしまう人もたくさんいることでしょう。

公然わいせつ罪に対し「何か理由があったのかもしれない」と捉える人は少ないです。

まずは、公然わいせつ罪に対し詳しい知識を得ておきましょう。逮捕された時の問題と合わせて解説をしていきます。

公然わいせつ罪とは?


この場合の公然とは、不特定多数の人が認識できる場所を指し、その場でわいせつな行為に及んだことが公然わいせつ罪です。

不特定多数の人がその場にいなくとも、いる可能性があるのならば、公然とみなされます。

公然わいせつ罪の罰則

公然わいせつ罪の罰則は、6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料です。懲役も考えられる行為、決して軽く考えてはいけません。

公然わいせつ罪の具体例

どのような行為が公然わいせつ罪に該当するのか、具体例を見ていきましょう。

  • 公園などでの露出
  • 公園や路上などでの性行為
  • 明らかに見えそうな水着の着用
  • 公然の場で下着姿を露出
  • ネットを利用したわいせつな行為の生配信

状況に応じて捉え方は変わりますが、上記の行動は公然わいせつ罪に当たる可能性が非常に高くなります。泥酔し、路上で裸になった場合も公然わいせつ罪です。酒の責任にはできません。

公然わいせつ罪の逮捕


公然わいせつ罪の逮捕は「現行犯逮捕」と「通常逮捕」のどちらか、逮捕されず在宅捜査が続けられる場合もあります。

現行犯逮捕

現行犯逮捕は、公然でわいせつな行為をした直後、もしくは間もなくして、警察官やその場にいた一般人に取り押さえられることです。

公然わいせつ罪の被害者が悲鳴を上げ、その直後一般人の方が取り押さえることもあります。その後は、警察官へ身柄を速やかに引き渡し取調べです。

通常逮捕

被害者の申し出により、捜査をしたうえで裁判所から逮捕令状を発行し、後日逮捕される場合もあり得ます。時効は3年です。被害者や目撃者の人数が増えれば、通常逮捕の可能性は高まります。

公然わいせつ罪で逮捕されたときの問題


公然わいせつ罪で逮捕された場合、どのような問題が起こるでしょうか。

家族や近所に知られることも

公然わいせつ罪で逮捕されれば、家族に知られることになります。さらに近所に知られた場合、配偶者や子供がいれば、周囲から冷ややかな目で見られるかもしれません。

それに耐えきれず、家庭が崩壊することも考えられます。

配偶者が子供のことを考え、少なくとも別居を考えるかもしれません。また、周囲に知られない場合でも、いつ知られるか家族もビクビクしながら生活をすることでしょう。

社会的制裁を受ける

逮捕された場合、勤め先に知られるのも時間の問題です。隠し続けられるものでもありません。すべてを知られると、勤め先の就業規則に則り、処分の対象になる可能性もあります。

厳しい処分ならば、懲戒解雇もあるかもしれません。そうなれば、転職にも支障をきたし社会復帰の妨げになることも考えられます。

逮捕され勾留期限まで拘束されれば、20日間以上です。隠し通すのは不可能に近く、確実に社会制裁を受けます。

公然わいせつ罪を犯したときは弁護士へ

公然わいせつ罪は、家族すら冷ややかな対応になるかもしれない犯罪です。一時の間違いで犯すと孤独に悩まされることになるかもしれません。

孤独を感じる前に、公然わいせつ罪を犯し、罪を償いたいと考えるときは早急に弁護士へ相談をしましょう。被害者がいるのならば、早い段階で示談を行うべきです。

早く解決すれば、それだけ社会復帰する時期も早まります。弁護士にまず何からすればいいのか、迷わず相談をすることが大切です。